2009年7月1日〜7月31日

 

 
あまくさ各地の最新ニュース

JAあまくさ管内で行なわれた、行事や大会について、最新情報をご紹介しています。

オクラ出荷本番です★ 

 

 

 

 

 

 JAあまくさでは、7月に入りオクラの出荷が本番を迎えています。春先の低温で生育がやや遅れたものの5月の好天により平年並みに回復し、梅雨入りが遅れ雨の影響が少なかったため品質・収量・単価共に例年並みの良いスタートになりました。

 JAでは164戸の農家860eで栽培が行われ、夏の基幹作物として主要な品目です。なかでも倉岳町では、1981年頃から水田の転作作物として導入してから定着。現在約90戸の農家が栽培し、JAあまくさ全体の出荷量の55%を占めています。倉岳町で29年間オクラを栽培しているJAあまくさ園芸部会オクラ専門部会の稲田秀敏部会長は、早朝5時から午前中収穫を行い、その後は選別・ネット詰め作業に追われています。稲田部会長は「オクラは初夏から晩秋にかけて出荷を行うが、日中の暑い時間帯は屋外での作業を避け屋内で出荷作業を行うことができるので、高齢者には栽培しやすい」と話し、高齢化する地域での農業活性化に役立っています。

 梅雨が明け気温の上昇に伴い、アブラムシなどの害虫の発生に注意し、台風などの気象災害がなければ例年並みの出荷量を見込んでいます。

平成21年度JAでは出荷量206d、販売高1億2259万円を計画。出荷は11月上旬まで続きます。


無人ヘリで防除

 

 

 

 

 

 

 天草市河浦地区の早期作水田で7月3日と9日の両日、無人ヘリコプターによる防除作業を行いました。

 この防除は、同地区の一町田生産組合などの早期米水田で、省力化を目的に1999年から毎年行っています。JA熊本うきの青壮年部員などで構成する宇土地区無人ヘリ防除組合へ依頼し、散布日を決めて行っています。今回は3日にいもち病・紋枯れ病・カメムシの防除を行い、9日にカメムシの防除を行いました。防除面積33.3fを4機のヘリコプターで地区ごとに振り分け、風のない午前6時頃から開始し、8時30分には終了しました。

 河浦地区では基盤整備が進み面積が広くなっているなか、生産者の高齢化も進んでいます。

JA指導員は「農業においても高齢化が進み、また防除時期が高温期に入るため熱中症などが多くなっています。無人ヘリでの防除が少しでも省力化につながれば」と話し、今後の活躍に期待しています。



天草地区子牛品評会 開催

 

写真=品評会の様子。手入れされた子牛が並んでいました。

 

 

 

 

天草畜産農協は7月10日、天草市佐伊津町の天草子牛市場で子牛品評会を開きました。

 この品評会には、7月17日開催の子牛市場に上場される優良繁殖雌牛22頭が出品されました。県登録協会員らが、子牛の発育・品位等を厳正に審査し、優等賞7頭、1等賞13頭、2等賞2頭を決定しました。

 この品評会は、優秀な子牛を管内に保留し、繁殖雌牛群のレベルアップが目的。

 参加した農家は「もっと良い雌牛を生産し、高価格で販売できるよう努力します。また買っていただく購買者に喜ばれる雌牛を作りたいです」と話しました。

 優等賞は次の通りです。

▽1席=かつみ号(五和町 北野宗三)▽2席=かつみ号(倉岳町 葉山敬司)▽3席=まゆみ号(倉岳町 山並正幸)▽4席=ひとみ号(五和町 切山秀喜)▽5席=たえこ3の5号(五和町 山下和弘)▽6席=ゆい号(栖本町 塚原光昭)▽7席=ふうか号(倉岳町 稲田繁保)



天草とれたて市場 来場10万人を突破!

 

 

 

 

 今年4月にオープンした「天草とれたて市場」で7月17日、来場者が10万人に達し、10万人目の来場者に記念品を贈りました。

 10万人目の来場者となったのは、長崎県長与町の宮崎恵子さん(58)。16日から姉の森永公子さん(63)と天草へ旅行に来ていました。記念品として天草大王(2羽分)を受け取った宮崎さんは「たまたま通りかかって入ってみたら、10万人目だった。記念品までいただきとてもいい旅になりました。ゆっくり買い物して帰ります」と喜んでいました。

 JAあまくさとJA本渡五和2JAの共同出資で設立した天草とれたて市場は、今年4月4日のオープン以来予想を上回る勢いで売り上げを伸ばし、09年度目標の3億1000万円に向け順調に進んでいます。当直売所の川口義英社長は「予想以上に早く10万人を達成し、なにより地域の女性や高齢の生産者が元気になってきたことがうれしいです。今後も生産者の所得向上に役立ち、また消費者に安全・安心で新鮮な農産物を提供する、地域に根差した直売所を目指して努力します」と話し、これからの直売所づくりに意欲を燃やしていました。


各部会で総会開催〜果樹・花卉・農産・青色申告〜

 

写真=青色申告会総会の様子。

 

 

 

 

 JAあまくさの各部会等では、総会が開かれています。

【果樹部会】

 JAあまくさ果樹部会は7月15日、天草市内で第17回通常代議員総会を開きました。平成20年度の立木品評会と販売優績者の表彰のあと、平成20年度収支決算など3議案について審議し、全て原案通り可決しました。

 平成21年度は、昨年の中晩柑の等級率の低下と価格低迷等の反省を踏まえ、果樹部会・JA一体となり、また関係機関とも連携し、消費者嗜好に沿った天草ブランド商品の開発による所得向上と担い手育成に取り組みます。

 園田溢部会長は「果樹農家のさらなる所得向上と、JAあまくさデコポンの熊本県ナンバーワン目指し、共に頑張りましょう」とあいさつしました。

【花卉部会】

 JAあまくさ花卉部会は7月17日、第17回通常総会を開きました。平成20年度事業経過報告など2議案について審議し、原案通り可決されました。

 札元勇起部会長は「昨年は、資材高騰が続き品目転換や作型の変更を余儀なくされ、世界同時不況の影響で消費が冷え込むなどとても厳しい1年となりました。積極的に省エネ栽培に取り組み経費削減に努め、また花屋・消費者が満足する高品質な花を出荷し続けられるよう、お互いに意見を出し合い共に頑張りましょう」とあいさつしました。

 09年度は各品目で定例会や視察研修などを行い、出荷本数562万本、販売高4億40万を計画しています。

【農産部会】

 JAあまくさ農産部会連絡協議会は7月22日、天草市内で第17回通常総会を開き、平成20年度事業経過報告など3議案について審議し、全て原案通り可決。第3議案の役員承認で川崎部会長が再任されました。

 平成21年度は、@特別栽培への取組強化を図るA基本管理の徹底・土壌分析・施肥改善等による品質向上を目指すB系統販売と直販を組み合わせ有利販売に努めることを重点目標とし、安心・安全な農産物生産に努め、農業経営の安定に向け各機関と連携し、あまくさブランドの確立を図ります。

 川ア眞志男部会長は「市況に左右される中、農産物価格が下がっています。天草産のブランド化など積極的に取り組み、努力しなければならない」と話しました。

新役員は次の通りです。

▽部会長=川崎眞志男(新和支部)▽副部会長=水野一二三(大矢野支部)

【青色申告会】

 JAあまくさ青色申告会は7月21日、天草市内で第14回通常総会を開き、平成20年度収支決算など4議案について審議し、原案通り可決。新会長に光ア修一氏が選任されました。

 平成21年は、農業簿記記帳及び青色申告の普及を図り、会員の農業経営の改善・合理化を進めることを目的に、税務研修会や昨年度より導入した代行記帳に関する勉強会などに取り組みます。

 尾石壽士前会長は「前会長から3期(6年間)務めさせてもらっいました。昨年よりJAあまくさでも代行記帳が実現でき、より多くの会員に参加していただきたい」と話し、尾石前会長には感謝状が贈られました。

 総会終了後、天草税務署の二田水久雄氏を講師に、税務研修会を行いました。

新役員は次の通りです。

▽会長=光ア修一(有明支部)▽副会長=大手智人(佐伊津支部)▽監事=吉田多計至(河浦支部)、大田光雄(新和支部)





早期米の稲刈りが始まりました!

 

 

 

 

 早場米の産地で知られるJAあまくさ管内では7月30日、県内のトップを切って早場米「コシヒカリ」の稲刈りが始まりました。

 5月の小雨による生育障害が一部で発生したものの、その後天候も回復し順調に生育。出穂期は平年並みの6月後半で、この日が収穫初日となりました。上天草市松島町の松本峯夫さん(57)は、この日約60eを収穫しています。

 今年は雨が長引き、収穫の遅延やそれに伴う米の品質への影響が懸念されています。JA指導員は「品質低下を防ぐため、落水期の延長と、適期収穫及び適正な乾燥調整を指導していく」と話しました。

 8月上旬に上天草市が、中旬に天草市が収穫最盛期を迎える見込み。JAでは、1484f作付し、集荷量2300d、販売高5億9877万円を計画しています。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 
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