2011年2月1日〜

2月28日

 

 
あまくさ各地の最新ニュース

JAあまくさ管内で行なわれた、行事や大会について、最新情報をご紹介しています。

日頃の感謝を込めて 小町映画鑑賞会

 

会員の皆様に日頃の感謝を述べるJA職員。多くの方にご来場いただきました。

 

 

 天草地区JA金融協議会は2月6日、天草市民センターで第16回夢咲小町映画鑑賞会を開きました。映画「SP〜野望編〜」を上映し、夢咲小町会員など約400人が映画を楽しみました。

 この映画鑑賞会は、女性専用定期積金『夢咲小町』の会員への感謝と夢咲小町のPRとして毎年企画しているもの。

 今回放映した「SP」は人気テレビドラマの映画化作品であり、会場には多くの会員を始め子供から大人まで幅広い年齢層の観客が映画を楽しんでいました。

 同協議会では、『夢咲小町』リーダーとなる職員を各JAから選出し、地域のニーズに合った商品やサービスの検討を重ねており、今年4月からサービス内容が一部変更になります。その変更に伴い鑑賞会のあいさつで、JAあまくさ金融共済部の三嶋由香里さんは「夢咲小町の内容が変更になっても、皆様に楽しんで頂けるイベントを企画して参りますので、今後ともよろしくお願い致します」と感謝の意を述べました。


天草の畜産を盛り上げよう 和牛講演会

 

宮下氏の話に聞き入る畜産関係者ら

 

 

 口蹄疫やTPPで畜産農家の間に不安が広がる中、天草の黒毛和種生産を盛り上げようと天草畜産農業協同組合らは2月9日、平成22年度和牛講演会を開きました。

 天草家畜人工授精師協会や天草地域の3JAらが共催し、天草各地から180人が参加。宮城県で獣医をしている宮下正一氏を講師に、「新しい交配理論 五元交配法を学ぼう」と題して講演を行いました。宮下氏は宮城県で人工授精や診療するなかで和牛の系統に関心を持ち交配について研究を重ね『五元交配法』を考案。法則に基づいて交配した和牛は、全国共励会などで数多く入賞しています。

 講演では、生産現場の実情から五元交配法の重要性、種雄牛の分類など交配法を学ぶための基礎から、交配法の理論や実践を学びました。宮下氏は、理論を正しく理解するため色分けされたパネルを使って説明。そのわかりやすい説明に、集まった関係者らは熱心に聞き入っていました。

 天草畜産農業協同組合の澤地茂組合長は「1月の天草子牛市場では前回より高値で推移し安堵していますが、TPPや口蹄疫の問題に不安が募ります。この講演で学んだ事を実践に活かし、共に努力を重ね天草地域の畜産を盛り上げよう」と集まった関係者らに激励を送っていました。


がんば女性にご褒美 女性大学修学旅行

 

まるで異国に来たような会場に、学生らはとても楽しんでいました。

 

 

 JAあまくさ女性大学は、第6回目の講義で「仕事や家事に追われる女性に年に1回のご褒美を」ということで『修学旅行』を行いました。

今回は2月15〜16日の1泊2日で長崎県に行き、『2011長崎ランタンフェスティバル』を楽しみました。フェスタは2月3日の「春節」から17日の「元宵節」の15日間に渡り開催。期間中は中国の元宵節でランタン(中国提灯)を飾る風習に習い、長崎新地中華街や浜市・観光通りアーケードなどは約1万5千個のランタンで彩られます。極彩色のランタンが並ぶ通りはまさに異空間。また、中国色豊かなイベントも繰り広げられ、学生らは日常とかけ離れたその空間に大興奮し楽しんでいました。

意外なところでも盛り上りました。それは事務局が準備したお菓子の詰め合わせです。いつもは自分が子ども達にあげるものをもらい、「本当に学生の頃に戻ったみたい!」とバスの中ではお菓子をつまみながら大盛り上りでした。

この修学旅行は、内でも外でもがんばる女性が自分へのご褒美として、普段なかなか行けない所に行き、仲間と楽しいひと時を過ごしてリフレッシュしてもらうことが目的。参加した学生は「日常を抜け出し、女性大学で知り合った仲間と楽しいひと時を過ごすことができました。また来年も楽しめるよう1年間がんばります」と笑顔で話していました。



1年間の食農体験を終えて アグリキッズ卒業式

 

川口校長より皆勤賞を受け取るスクール生

 

 

 年間を通し食と農を体験学習するJAあまくさアグリキッズスクールは2月19日、第4期の卒業式を行いました。児童は体験を通して学んだ知識や技術、思い出を胸に笑顔で卒業証書を受け取っていました。

 第4期目となる平成22年度は管内12の小学校から55人が参加。年7回の活動を行い、もち米とサツマイモの栽培や育てた作物を使った料理教室など『農』と『食』に関する体験実習を行いました。

 卒業式では、卒業証書・アルバムの授与や皆勤賞の表彰をし、今期は参加児童の4割に近い20人の児童が皆勤賞を受賞しました。

 アグリキッズスクールは、農業体験活動を通して農業や食育、自然との親しみを学び21世紀を担う夢を持った子どもの健全育成を進めることが目的。卒業式の体験発表で児童は「田植えや稲刈りを初めて体験し大変だと思いました。これからはおばあちゃん家の田んぼの手伝いをしようと思います」「作物を作りそれを料理し食べられるようになるまでにはたくさんの手間と時間がかかることを知りました。食べ物に感謝して食べたいです」と感想を話しました。

 スクールの校長であるJAあまくさの川口義英組合長は「食べ物やそれを作った農家、食事をつくってくれる家族などへの『ありがとう』の気持ちを忘れず、このスクールで学んだ事を糧に心も体も大きな人間になってください」と児童らにエールを送りました。

 



最後は卒業証書入れづくり 女性大学卒業式

 

最後の講義で卒業証書入れを作る学生ら

学生ひとりひとりに卒業証書が手渡されました。

 

  

 JAあまくさ女性大学は2月22日、1年間のカリキュラムを終え卒業式を開きました。

 この女性大学は、JA事業に参加参画する女性と地域女性が、生活や健康・地産地消などについて共に学び、いきいきとした地域づくりと、心豊かに生活するために教養を深める事を目的に、様々なテーマにそった7回の講義を行いました。

 卒業式前に、7回目の講義として「家の光を使った小物づくり」を行いました。今回は卒業証書入れとして、(社)家の光協会発行の月刊誌『家の光』平成22年9月号の付録に掲載されている布で作るブックカバーを作りました。熊本県中央会の職員を講師に、基本的な作り方を学び、ボタンやリボンなどで飾りを付け1時間ほどで個性豊かな作品が完成。学生は「1枚の布で簡単に作れるので、今度は単行本用のカバーも作ろう」と話し、お互いの作品を見比べていました。

 その後卒業式に移り、卒業証書の授与や、皆勤賞の表彰などで卒業を祝いました。最後には学生が一人ずつ挨拶。「他の地域の方と新しくお友達になることができ、共に楽しく学ぶことができてよかったです。」と別れを惜しんでいました。

 学長であるJAあまくさ川口義英組合長は「この女性大学はJAの教育文化活動の一環として、地域の女性に現代社会における様々なテーマについて学んでもらいました。ここで学んだことをそれぞれの地域で発揮し、いつまでも輝く女性でいてください」と学生らにお祝いの言葉を送っていました。




『天草文旦』始まりました!

 

選果場では天草文旦の選果場作業に追われています。

 

 

 JAあまくさでは2月23日から『天草文旦』の出荷が始まりました。例年並みの上々な品質に仕上がっています。

 天草文旦の品種は大橘。厳冬期を越え収穫すると糖度が上がり食味が良くなることから、JAあまくさでは2月1日以降に収穫し糖度が概ね12度以上のものを『天草文旦』として販売しています。

 平成22年夏の高温・干ばつによる日焼けや今年1月の低温で果皮障害が発生。昨年産と比べ量は1割ほど減少しているものの、品質は上々に仕上がっています。

 天草文旦は現在、上天草市の大矢野町が中心となって取り組み、地元のイベントなどに参加して宣伝し消費拡大を図っています。3月13日に上天草市で開催する天草パールラインマラソンでも販売する予定です。JA果樹担当指導員は「今後は梅雨期の防除を徹底し等級率の向上を図り、天草文旦の評価を高めたいです」と意気込んでいます。

 JAでは出荷量60d、販売高1500万円を計画。主に関東・関西方面に出荷しますが、今年から福岡など九州にも出荷。JAあまくさ統合みかん選果場の松本圭太郎場長は「今年は中晩柑が全体的に少ないので、価格は期待できるのでは」と話していました。

出荷は3月上旬まで続きます。
 

天草各地の中晩柑がズラリ 中晩柑果実品評会

 

ひと玉ずつ丁寧に審査する指導員ら

 

 

 

 天草地域の中晩柑のPRと果実の品質向上を通じて、更なる天草ブランド確立を図ろうと、天草農業活性化協議会果樹部会・果樹技術者連盟天草支部・天草地域振興局は2月23日、天草市民会館で天草地域中晩柑果実品評会を開きました。

 品評会には天草各地よりデコポンやあまくさ晩柑などの中晩柑108点が出品されました。果樹技術者連盟天草支部会員は@果実の形が揃っており、品種の特徴が現れていること。A病害虫等の傷がないこと。B果皮色が濃く、きめ細やかであることを基準に審査。品目ごとに金賞・銀賞・銅賞が選ばれ、その中から天草農業活性化協議会長賞などの特別賞も選ばれました。

 天草地域では、温暖な気候を活かしデコポン、ポンカン、あまくさ晩柑(河内晩柑)等の中晩柑の生産が盛んで、地域の重要な産物となっています。果樹技術者連盟天草支部の木下十志夫支部長は「中晩柑はこれからがピーク。今回出品されたような果実が並ぶよう、今後の栽培管理も頑張ってほしいです」と話しました。

 入賞果実は25〜27日の3日間、直売所『天草とれたて市場』で一般展示されました。

 金賞は次の通りです。

▽施設デコポンの部=菅原明志(下浦町)、光ア友子(有明町)、小川夏生(志柿町)▽露地デコポンの部=中野章子(有明町)、小崎タエ子(有明町)、西川美鶴(有明町)、西橋喜美子(有明町)▽あまくさ晩柑の部=益田ミス子(新和町)▽ポンカンの部=松岡英孝(下浦町)

TPPを学ぼう 天草3JA営農担当者研修会

 

緒方氏の話に聞き入る営農担当者ら

 

 

 

 期限が迫っているTPP問題について情報を共有しようと、天草地域3JA(JAあまくさ・JA本渡五和・JAれいほく)は2月25日、各JAの営農指導販売担当者を集め研修会を開きました。

 研修会には約50人の職員が参加。天草農業の振興を図るため、JA営農担当者らの知識向上や情報の共有を目的に1年に1回開いている研修会で、今年は日本農業新聞九州支所の緒方大造支所長を講師に、「TPP等農業情勢について」と題して講演を行いました。緒方氏は6月には交渉参加の是非が判断されるTPPの様々な問題について、基本的な事から日本農業新聞が連日掲載している情報を集約し話しました。

 TPPの問題として関税撤廃についてはよく知られていますが、食品安全基準の緩和や残留農薬基準の緩和による食の安全性の後退、新分野「労働」での雇用不安などあらゆる分野への影響が懸念されています。JAあまくさア本和人指導販売部長は「天草地域の農業は耕作放棄地や後継者問題などで厳しい状況にあり、TPPへ参加することになれば壊滅的な打撃を受けるのは必死。われわれJA職員がTPPの危険性を理解し情報を共有して、広く発信しなければならない」と話し、集まった指導員らの意思統一を図りました。

 
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