JAあまくさ管内で、イチゴの出荷が順調に進んでいます。有明町の上島集送センターは12月に入り連日集荷に切り換え、日量500パック~1000パック(1パック270g)を出荷。日照不足で生育が遅れたが、大玉中心で着色良く味ものっており、品質は上々です。
JA管内のイチゴ生産農家は15戸(作付面積278㌃)で、品種は主に「さがほのか」と「ひのしずく」。
天草市で「さがほのか」を30㌃栽培する益尾哲さんは「受精が上手くいき、鮮やかで糖度の高い、形の良いイチゴが出来ている。需要期にピークを合わせた出荷ができるように、徹底した栽培管理を行いたい」と話しました。
JA担当者は「2011年産は小玉傾向で前進出荷となり出荷数量が伸び悩んだが、2012年産は生育期間が長かったため第1果は大玉傾向にある。2番果も連続で出蕾しており、今後の天候次第では前年度実績を上回る数量が期待できそう」と話しています。
JAは11月~3月までの出荷数量54㌧(前年度対比136%)、販売高5907万円(前年度対比108%)を計画しています。
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