−この地に生きる−

あまくさ人


安全でおいしい農産物づくりに取り組んでいるあまくさの人びとを紹介。

その魅力に迫ります!!


 

天草町

   しらいわ   えいじ

 白岩 英治さん(67)

       めぐみさん(62)

  

☆ミニトマト15e、田40e、シシトウ100本(約1e)を栽培

☆就農25年

 赤く色づいたミニトマトの収穫作業に追われる白岩英治さんとめぐみさん。日中の気温が25℃を超える5月下旬、ハウスの中で汗を流しながら作業に励む白岩さん夫妻にインタビューしました。

 

―就農したきっかけは何ですか?

 県外で働いていましたが、親も高齢になり帰ってきて就農しました。

 初めはインゲンや馬鈴薯などを作り、就農2・3年後からミニトマトの栽培を始めました。

―ミニトマトの1年間の栽培歴を教えて下さい。

 今作は、昨年8月末に定植し、11月から出荷を始めました。6月いっぱいまで収穫できればと思っています。その後7月10日頃から1ヶ月間かけて太陽熱消毒をし、次の作の定植が始まります。

現在は収穫時期ということですが、1日のお仕事はどのような流れでおこなっているのですか?

 朝から夕方まで収穫を行い、夜に選別作業をします。気温が上がる5月からは熟れるのが早くなり、収穫が追いつかない事もあります。

―今作の出来はいかがでしょうか?

 今年は多くの圃場でも病気がはやりましたが、うちでも発生し収量がイマイチですね。気温がなかなか上がらず、曇天が続いたため花つきが悪かった事もあります。気温が上がり出した5〜6月でどうなるか、様子をうかがっています。

農業を始めて25年ですが、これまでで苦労された事は何ですか?

 始めた当初のハウスは今のハウスのように頑丈ではなく、台風が来るたび心配でした。1回は潰れてしまった事もあります。

―農業での喜びは何ですか?

 サラリーマンのように「休日」がありませんので農業はなかなか大変ですが、その年初めて実に色が付きだしたのを確認した時は嬉しくなります。

―ミニトマトを栽培するうえで、心がけている事はなんですか?

 病気が発生しないよう注意しています。

―めぐみさんは女性部員としても活躍されているとうかがいましたが・・・。

 そうですね。天草支部の支部長をさせていただき、今年で3年目になります。それまでは副支部長を10年させていただきました。

―女性部ではどのような活動をされていますか?

 5人以上が集まって活動する「目的別グループ」で、料理教室やミニバレーを行ったり、「ジャガジャガ祭」などほとんどの町の行事で、女性部が炊き出しを行います。今後もクラフトバッグ作りなど様々な活動をしていきたいと思っています。

―25年間夫婦で農業を営まれてきましたが、今後の目標をお聞かせ下さい。

 今年から息子も一緒に農業をすることになりましたので、ミニトマトの栽培面積を増やしたいと思っています。

―最後に、消費者の皆様へ白岩さん夫妻が大切に栽培されているミニトマトのPRをどうぞ!

 ミニトマトは手軽に食べられる野菜で、栄養もたっぷりです。鮮やかな赤色と丸い形で、料理の彩りにもなります。地元天草でとれたミニトマトをぜひ一度食べてみて下さい。




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