−この地に生きる−

あまくさ人


安心・安全な農産物づくりに取り組んでいるあまくさの人びとを紹介。

その魅力に迫ります!!


 

有明町

 

  うえむら しげる

  植村 茂 さん

      

      みさをさん

☆インゲン5畝栽培。

その他デコポンや水稲なども栽培。

  一番花の収穫を終えたばかりの植村さん。久しぶりの連続した雨で少し

 肌寒い中でしたが、ご夫婦でお話しして下さった植村さん夫妻にインタビュー しました。(取材日:平成23年5月12日)

 

―就農されたきっかけを教えて下さい。

【茂さん】きっかけも何も農業をやるしかなくて、自然とこうなりました。

【みさをさん】レタスやらピーマンやら他にもいろいろ野菜を作ってみたけど、インゲンの単価が一番安定しているんです。もう栽培して22年になります。

【茂さん】小面積で栽培することが出来るんですよ。

―そうなんですね。インゲンを栽培する上で心がけていることや、工夫されていることはありますか?

【茂さん】子供を育てるのと一緒です。定植して2ヶ月間はインゲンにつきっきりですね。ハウスの中にホースが引っ張ってあるでしょ?日照りで葉が焼けてしまうので、こうやってホースを張り巡らせて、霧状に水を散布します。

【みさをさん】台風が来ると全部だめになってしまうので、竹を立ててネットを張り、固定させておきます。

―1年間の仕事の流れを教えてください。

【茂さん】インゲンは1年に2回(春・秋)定植し、2ヵ月後に収穫します。収穫時は、朝7時半にハウスを開けちぎり始め、夜の11時過ぎまでかかることもあります。インゲンを定植するまでは、デコポンにかかっています。

―農業をしていてこれまでで最も苦労したことは何ですか?

【茂さん】堆肥が悪かったようで、ガスが出て葉が黄色くなってしまったことがありました。その時は3回植えて、3回ともだめで・・・。

―それは大変でしたね。では反対に、嬉しかった出来事は何ですか?

【茂さん】特別にこれといったことはありませんが、毎日2人で一緒に働けることじゃないですかね。(みさをさんが微笑む)もう44年になります。

【みさをさん】豊作だったときは嬉しかったですね。

―現在、1番花の収穫を終えたところですが、今年のできはどうですか?

【茂さん】今年は品質の良いものができました。(植村さんのインゲンには最高ランクの が付いていました。)ただ、震災の影響でしょうか、単価はあまりよくないですね。

【みさをさん】(インゲンを手にとって)触ってみてください。なめらかでしょう。

―本当!!なめらかですね!!

【茂さん】2番花が昨年は3月末でしたが、今年は遅いですね。

―今後の目標を教えてください。

【茂さん】今までどおりです。まあ、速く仕上げることかな。

―最後に農産物のPRをお願いします。

【みさをさん】以前RKKテレビで放映中の「夕方一番」に出演しましたが、その際に『インゲンのつくだに』を作ったら美味しいと大好評でした。ぜひ、みなさんもお試し下さい。

―ありがとうございました。趣味は『魚釣り』という茂さん。この日同行した指導員と沖で顔を合わせることもあるそうです。日曜日にはお孫さんの運動会を見に行くと、嬉しそうに話してくださいました。

   




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