−この地に生きる−

あまくさ人


安心・安全な農産物づくりに取り組んでいるあまくさの人びとを紹介。

その魅力に迫ります!!


 

二浦町

 

  やました かめお

   山下 亀男 さん

      

     

☆マンゴー22e ハウス栽培。

 栽培年数9年。

   

 梅雨入り前の貴重な晴れ間が広がり、完熟したマンゴーがたわわに実るハウス内。収穫作業に忙しい中でしたが、気さくに話して下さった山下さんにインタビューしました。(取材日:平成23年6月2日)

 

―マンゴーを栽培するに至ったきっかけは何ですか?

 造園会社を経営していまして鹿児島や宮崎を仕事で回っていたところ、マンゴーに出合いました。ちょうど造園業の仕事も少なくなり経営状況が厳しくなって、天草ではあまり栽培されていないマンゴーを栽培してみようと思い、始めました。

―マンゴー栽培の1年間の流れを教えて下さい。

 11月にビニール被覆し、11月下旬頃からハウスを加温します。

12月末から1月末にかけて花が満開になり、5月初めから6月にかけて収穫を行います。花が開いてから約120日後が収穫時期です。

―栽培する上での工夫や心がけている事は何ですか?

 普通は地植えをしますが、200gの鉢植えで栽培しています。水を多く与え過ぎると収穫する時に糖度があがりません。ぎりぎりの境で水を与えたいので、根域をコントロールして水分調整をするために1本1本囲って栽培しています。それと、農薬をあまり使わないように心がけています。

―マンゴーを栽培していて一番苦労した事や、大変だった事はありますか?

 9年経った今でも栽培が難しいです。みかんのようにちぎることが出来ず、収穫前になると1つ1つの実にネットを被せ、完熟して自然に落下するのを待ちます。収穫時期は落下していないか常に気を配らないといけないので大変です。

―では反対に、嬉しかった事はありますか?

 マンゴーの栽培を始めた当初は1`7500円の高値が付き、嬉しかったですね。

―今年の出来はいかがですか?

 今年はたくさん実がなっています。一番大きい実で600cあり、品質の良いものが出来ています。

―今後の目標や新たに取り組みたい事を教えて下さい。

ネットでの注文も受けていて、口コミでお客様が増加しています。より品質の良いマンゴーを栽培して、より多くの方に山下農園のマンゴーを食べていただく事が目標です。

―最後に、消費者の皆様へマンゴーのPRをお願いします。

 山下農園では収穫して2〜3日おいた食べ頃のマンゴーを発送しています。美味しいマンゴーが出来ましたので、ぜひ一度ご賞味下さい。『天草マンゴー』で検索してみて下さい!!

   




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