−この地に生きる−

あまくさ人


安心・安全な農産物づくりに取り組んでいるあまくさの人びとを紹介。

その魅力に迫ります!!


 

大矢野町

 

   わたなべ けんいち

   渡辺 健一 さん

       ゆみこ

       由美子 さん

     

甘長とうがらし 10e栽培(ハウス)

 その他 きゅうり・たまねぎ・レタス・スナッ プエンドウ等も栽培

 就農年数 21年

 

 甘長とうがらしの収穫がピークを迎える8月。収穫作業に励むチヌ釣り名人の健一さんと、物産館サンパールで野菜部長を務める由美子さんにインタビューしました。(取材日:平成23年8月3日)

 

―就農したきっかけは何ですか。

【健一さん】親の代から農業をしていたので、後を継ごうと考えていました。農業高校の園芸課で野菜栽培について学び、卒業後に就農しました。農業高校では、ネットメロンやトマト、きゅうり、大根などを学んでいました。

 

―甘長とうがらしを栽培するに至ったきっかけは何ですか。

【健一さん】夏場に収穫できる農産物が何もなかったので、JAの推進もあり、甘長とうがらしの栽培を始めました。

【由美子さん】きゅうりも作っていますが、1ヶ月程で収穫が終わります。甘長とうがらしは6月から11月上旬ごろまでの長い期間、収穫できます。

 

―導入して2年目となりますが、心配や不安はありませんでしたか。

【健一さん】いろいろ栽培してきているので、大丈夫だろうと思っていました。

 

―栽培する上での工夫や心がけている事はありますか。

【健一さん】夏場の栽培なので、水分管理には気を配ります。他には、化学合成農薬を減らすために天敵農薬を入れています。天敵農薬とは、病害虫を捕食する生物のことで、安心・安全な野菜作りに努めています。

【由美子さん】ハウスの温度調整も気を付けています。

―就農して苦労した事や大変だった事はありますか。

【健一さん】就農した当初は技術が伴わず、作るたびに苦労しました。台風でハウスがつぶれた事もありました。ちょうどその時ハウスにきゅうりが入っていて、慌ててハウスを補強しました。

【由美子さん】春や秋は収穫が重なるので大変です。年々、夏の温度が上がっているので、スナップが焼けてしまいます。

 

―農業での喜びや嬉しかったことはありますか。

【健一さん】一生懸命作った農産物が、収量・収入ともに多いと嬉しいですね。

 

―今年の出来はいかがですか。

【健一さん】去年よりもいいものが出来ています。

【由美子さん】導入2年目となり栽培方法の情報も入るようになったので、生理障害が減り、収量が増えました。

 

―今後の目標を教えて下さい。

【健一さん】各品目とも高品質で安定した生産を目指します。

【由美子さん】たまねぎの面積を拡大して収入を増やし、安定させることです。

 

―おすすめの料理を教えて下さい。

【由美子さん】ごま油で炒めた後、かつおぶしとしょうゆを加えると美味しいですよ。

シーチキンを混ぜても美味しいです。

        




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