−この地に生きる−

あまくさ人


安心・安全な農産物づくりに取り組んでいるあまくさの人びとを紹介。

その魅力に迫ります!!


 

新和町

 

 みのだ ひろし

 蓑田  弘  さん

      よしこ

      好子 さん

     

☆母豚26頭、雄豚2頭、子豚を養豚

  養豚年数 20年

まだまだ残暑が厳しい8月下旬。豚は気持ちよさそうにお昼寝中。この日2回目のエサをやり終えた蓑田さん夫妻にインタビューしました。(取材日:平成23年8月31日)

 

―就農したきっかけは何ですか。

【弘さん】中学を卒業後、東京に4年ほどいました。次男なので後を継ぐことは考えてもいませんでしたが、兄が継ぐことが出来なくなったため、私が父から受け継ぎました。

【好子さん】私が嫁いできた時は牛、たばこ、みかんを栽培していました。当時はみかんの最盛期でした。それから義父が豚に切り替えて、私も手伝いをしていました。

 

―1日の仕事の流れを教えて下さい。

【弘さん】朝5時30分にエサをやり、7時30分に小屋の掃除をします。その後、13時30分にエサをやり、夕方に小屋の電気をつけます。

【好子さん】空いた時間に弘さんはみかん山に行ったり、私は加工所に行ったりしています。畑でダイコン・キュウリ・ニンジン・ショウガを作っていて、みそ漬けに加工しています。今はそれが一番の楽しみです。

 

―就農して苦労した事や大変だったことは何ですか。

【好子さん】豚が病気になることが一番心配ですね。離乳してから体が細くなり、死んで行きます。それを見るのはつらいですね。原因は不明で、昨年は特にひどかったです。一番多い時は400頭ほどいたんですよ。

【弘さん】寒い時に産まれると子豚は死んでしまうし、暑い時にお産すると母豚が熱を出すので年中心配ですね。

―養豚での喜びや嬉しかったことは何ですか。

【好子さん】毎月決まった数を出荷出来た時は嬉しいですね。

【弘さん】5年ほど前は価格が良くて、一生懸命世話して育てた豚に高値がつくと嬉しかったです。

 

―飼育上での工夫や心がけている事は何ですか。

【弘さん】病気を予防するためにも、消毒が一番ですね。動噴で週に2〜3日消毒します。

【好子さん】毎日掃除をするときに、豚の状態を気を付けて観察しています。

 

―今後の目標を教えて下さい。

【弘さん】規模拡大は出来ないので、現在飼育中の豚を今まで通りかわいがることですね。優良な豚の出荷を目指します。

【好子さん】1人ではとても出来ない仕事なので、これからも2人で助け合いながら世話して行きたいです。

 

        




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