−この地に生きる−

あまくさ人


安心・安全な農産物づくりに取り組んでいるあまくさの人びとを紹介。

その魅力に迫ります!!


 

 

姫戸町

 

 たなか みつお

  田中 光雄  さん

 

☆スナップエンドウをハウス17e、露地10e栽培

☆その他、飼料用稲(WCS)150e、オクラ20eを栽培

 

 きれいに支柱が立ち並びスナップエンドウが仕立てられたハウス。昨年ごろから県内各地のJAが視察研修に訪れるようになり、その対応に大忙しの田中光雄さん。ご自身を「几帳面な性格」とおっしゃる田中さんにインタビューしました。

                              (取材日:平成24年3月9日)

 

 

―これまでの経歴を教えて下さい。また、スナップエンドウの栽培を始められたきっかけは何ですか。

 会社勤めから農業に転職し、就農7年目になります。以前はナスを作っていましたが、経費などの面を考えスナップエンドウに切り替えました。

 

―スナップエンドウの栽培の流れについて教えて下さい。

 9月20日ごろに種をまき、12月上旬から収穫を始めます。暖かくなる3月からピークを迎え、5月まで収穫します。現在は1日に50箱出荷していますが、ピークの時には200箱出荷します。

 

―スナップエンドウの生育状況はいかがでしょうか。

 低温と日照不足から量や品質に影響が出ていますが、現在は親・子・孫のつるまで実がなっているので、4月には収穫で忙しくなりそうです。

 

―スナップエンドウの栽培でこだわっていることは何ですか。

 化学肥料を一切使わず、有機肥料のみを与えています。毎日花と実を観察して、今どの栄養素を必要としているのか見極めることを心掛けています。

 

―スナップエンドウを栽培していて一番大変だったことは何ですか。

 栽培当初はあまり知識がなかったので、3年程は育てるのに苦労しました。

ハウス内を換気するために扉を空けていて、30分後に閉めようと思って来てみると、気温5℃からマイナス3℃になっていました。もちろん実は凍ってしまい、摘果して捨てたことがありました。

 

―スナップエンドウを栽培していて一番嬉しかったことは何ですか。

 大矢野町の農家さんの所に栽培方法を習いに行き、栽培を初めて3年目くらいから作業効率が良くなり出しました。品質の良いものを出荷出来るようになり嬉しかったですね。

 

―農業の良いところは何ですか。

 丹精込めて我が子のように育てた農産物を収穫する時に喜びを感じます。

 

―今後の目標を教えて下さい。

 今まで以上に品質の良いものを作り、秀品率を上げることです。

 

 

         




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