−この地に生きる−

あまくさ人


安心・安全な農産物づくりに取り組んでいるあまくさの人びとを紹介。

その魅力に迫ります!!


 

 

御所浦町

 

 ひらおか たつお

  平岡 辰雄  さん(左)

 ひらおか たつひさ

  平岡 辰文  さん(右)

 

☆桃 露地5e、トンネルハウス15e栽培

☆その他、デコポン 露地60e、屋根掛けハウス40e栽培

 

 少しずつ桃が色づき始めたハウス内で摘果作業を行う平岡辰雄さん。夏日のような暑い日差しが照りつけるハウスの温度はなんと35℃。そんな暑い中、黙々と摘果作業に励む平岡さんにインタビューしました。

取材日(平成24年5月29日)

 

 

 

―就農されたきっかけは何ですか。

  私が中学を卒業するころに父親が甘夏の栽培を始め、卒業後に手伝うようになりました。

 

―桃の栽培を始められたきっかけは何ですか。

 平成11年にデコポンが台風被害にあい、台風対策として平成12年から桃の栽培を始めました。デコポンと桃の2本立てで栽培することで、台風が来てもどちらかが残るようにと考えました。露地栽培から始めましたが、日当たりが悪く果実があまり取れなかったため、5年前にハウスに植えかえてトンネル栽培を行っています。

 

―栽培する上で気を付けていることや、工夫されていることは何ですか。  

 温度管理や肥料の種類・量に気を付けています。今年は温度管理が上手くいきました。また、乾燥による木の衰弱を防ぐために、昨年からは夏場の潅水も行っています。

―今作の生育状況はいかがですか。

 5月25日からピンク色に色づき始めました。順調に生育し、甘い香りが漂っています。昨年は初なりで少なかったのですが、今年は3倍の収量がありそうです。

 

―農業をされていて最も苦労したことは何ですか。

 桃をハウスで栽培するために水が必要なので、妻と2人でホースをかついで4`先の山奥から水を引っ張ってきました。これが一番しんどかったですね。

 

―農業をされていて最もうれしかったことは何ですか。

  御所浦は台風被害が大きいので、台風が来ずに農作物が無事に実り、出荷出来た時が一番うれしいです。

 

―今後の目標は何ですか。

 球磨にトンネル栽培の視察研修に行った時、大変勉強になりました。もう一度視察に行ってみたいです。そして、施設栽培の素晴らしさを広めていきたいです。

 

 

       




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