佐伊津町

　からつ　かずくに

　唐津　和国　さん　　

　　　　　　　きぬこ　　

　　　　　絹子さん

☆繁殖農家

　昔からウサギやニワトリを飼っていて動物が大好きだったという唐津和国さん。牛にエサを与え、畜舎の掃除を終えたばかりの唐津さんご夫妻にインタビューしました。

（取材日；平成２４年９月３日）

―これまでの経歴を教えて下さい

（和国さん）大阪で働いていましたが、４４歳の時に佐伊津に戻りました。その後８年間の会社勤めのあと、畜産を始めました。

（絹子さん）洋裁学校を卒業後、大阪へ渡りました。主人と畜産を始めた時は、母牛１頭からのスタートでした。

―ご自宅の１階部分が畜舎になっているんですね

（絹子さん）隣が雑木林だったので、その木を使わせてもらい畜舎を作りました。風通りが良いので作業もはかどり、牛も過ごしやすそうです。

―牛を飼育されて大変なこと、辛いことは何ですか

（和国さん）好きでやっているので、大変・辛いと思ったことはありません。

（絹子さん）子牛が産まれてすぐに死んでしまう時は辛いです。

―牛を飼育されて良かったこと、うれしいことは何ですか

（和国さん）毎日大好きな牛と一緒に居られることです。

（絹子さん）自分たちで取りだした子牛を無事にセリに出せた時はうれしいです。

―牛を飼育されるにあたり心掛けていることは何ですか

（和国さん）優良雌牛の繁殖に努めています。

（絹子さん）食欲があるかどうかなど、常に気を配り観察しています。

―今後の目標は何ですか

（お２人）隣の雑木林跡地を整備して、牛を放牧できるようになればいいなと思っています。