−この地に生きる−

あまくさ人


安心・安全な農産物づくりに取り組んでいるあまくさの人びとを紹介。

その魅力に迫ります!!


 

 

河浦町

 

 いけだ ひろし

 池田 寛 さん  

 

         

     

 

☆キュウリ25e、水稲20e栽培

 

 

 「周りに若手の農家仲間がいるのが一番の強み」と語る、河浦町でキュウリを栽培する池田寛さん。自分を支えてくれる仲間に感謝しながら収穫作業に励む池田さんにインタビューしました。

(取材日;平成24年10月2日)

 

 

―就農されたきっかけは何ですか

 もともとは父親がキュウリとホームランメロンを作っていました。私は学校を卒業して会社員となりましたが、リースハウス事業をきっかけにハウスを増設し、父と母と3人で家族経営のキュウリ栽培をしていきたいと考えるようになりました。それで、26歳の時に就農しました。

 

―ハウスを2か所お持ちですが、1年の栽培の流れを教えて下さい

 周年栽培とまではいきませんが、加温ハウスと無加温ハウスで1年に2作ずつ行います。今は8月下旬に定植したものを収穫中で、12月末まで収穫する予定です。もう1つのハウスでは、9月上旬に定植した苗が育ってきているので、支柱を立てているところです。1月・2月にも定植を行い、6月まで収穫を行う予定です。

 

―現在は収穫が始まっているということですが、1日の仕事の流れを教えて下さい

 午前8時ごろハウスに行き、2時間ほど水をかけ収穫作業に入ります。現在の出荷量は1日約100`です。ピークの時期になると約400`になります。空いた時間は農薬散布、追肥、誘引などを行っています。

 

―キュウリの栽培で大変なことは何ですか

 台風・大雪・大雨などの自然災害ですね。去年の大雪の時はハウスの上に30aほど雪が積もりました。そして寒暖の差が激しい土地なので、夏場はハウス内の温度が50℃まで上がり、作業が大変です。

 

 

―心がけていることや注意していることは何ですか

 とにかく病気を早期発見して、病害虫を増やさないことです。そしてまだまだ暑いので、枯らさないようにこまめに水をかけることですね。

 

―農業での喜びや嬉しかったことは何ですか

 周りに若手の農家仲間がいることです。自分1人では農業をやってこられなかったと思います。同じ年代の仲間たちと切磋琢磨しながら農業を出来ることが喜びです。

 

―今後の目標を教えて下さい

 規模は現状維持のまま、作型の時期を変えてみるなど工夫して、経費削減と安心安全なキュウリ作りの両立を行っていきたいです。

 

 

              

              




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