佐伊津町
〜約300年見守り続ける〜
住吉大明神



 佐伊津町明瀬地区の海岸の一番先には、住吉大明神と呼ばれる神様が奉られています。
 この住吉大明神様は今から約三百年ほど前に、漁師の大量祈願として造られました。そして、そのほかにも耳にいいということもあり、耳の遠い人などが参拝に来られ、火ふき竹(火おこし)をもって毎年参られる人もいるそうです。
 毎年10月9日には、住吉大明神祭りがあり、地域の人たちには、みよっ様祭りと呼ばれ、昔は甘酒をつくって、参りに来た人に配っていたそうで、現在も酒と赤飯を配っているそうです。

 また、住吉大明神様には土地が五畝あり、そこを農家の方に貸して、その上前(借地料)で毎年祭りを行っていました。現在では氏子がお金を出しあい、祭りをしているそうです。
 平成9年に鳥居を建て直し、今年には新しく石でヤカタを作り、12月17日(日)には盛大に落成式が行われ、たくさんの人で賑わいました。


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